商品紹介
- 薬品名
- エスプライン® SARS-CoV-2&Flu A+B(一般用)1回分
- 薬品の特徴
- 本キットは、国内初の新型コロナウイルス抗原とインフルエンザ抗原を同時検出可能な一般用検査薬です。
新型コロナウイルス感染症およびインフルエンザが同時期に流行した場合の備えとして、体調が気になるときに、自宅等で簡単セルフチェックが可能です - 成分
- (成分) 1テスト中
1. 反応カセット
抗SARS - CoV - 2モノクローナル抗体(マウス)
抗A型インフルエンザウイルスモノクローナル抗体(マウス)
抗B型インフルエンザウイルスモノクローナル抗体(マウス)
アルカリホスファターゼ(ALP)標識抗SARS - CoV -2
モノクローナル抗体(マウス)
アルカリホスファターゼ(ALP)標識抗A型インフルエンザウイルス
モノクローナル抗体(マウス)
アルカリホスファターゼ(ALP)標識抗B型インフルエンザウイルス
モノクローナル抗体(マウス)
5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリル-りん酸二ナトリウム塩
2. 検体処理液(スクイズチューブ)
・ 滅菌綿棒
・ 滴下チップ - 医薬品分類
- 第1類医薬品
- 販売会社
- 富士レビオ株式会社
- 製造会社
- 富士レビオ株式会社
- 効果・効能
- 鼻咽頭ぬぐい液又は鼻腔ぬぐい液中のSARS-CoV-2抗原、A型インフルエンザウイルス抗原及びB型インフルエンザウイルス抗原の検出(SARS-CoV-2感染又はインフルエンザウイルス感染の診断補助)
- 添付文書
- 添付文書はこちら
- 説明文書
- 説明文書はこちら
- 情報更新日
- 2023/03/01
用法・用量
キットの構成
1. 反応カセット
2. 検体処理液(スクイズチューブ)(5本入り/袋×2)
3. 滴下チップ
5. 滅菌綿棒(1本入り×10本/袋)
1.試薬の調製方法
そのまま用います。ただし、冷蔵庫などで保管されていた場合には反応カセット(アルミ袋のまま)および検体処理液を室内温度(20~37℃)に戻してから使用してください。
2.必要な器具・器材・試料等
本試薬での検査には、20分の反応時間を測るためのタイマー等が必要です。
3.検体採取方法および調製方法
A)検体採取の準備
1)鼻咽頭ぬぐい液を採取する場合はキット付属のニプロスポンジスワブ(TYPE S)をご使用ください。
2)鼻腔ぬぐい液を採取する場合は滅菌綿棒(キット付属のニプロスポンジスワブ(TYPE S)、フロックスワブや、材質にレーヨンやポリエステルを含む綿棒(市販品))をご使用ください。
3)検体処理液(スクイズチューブ)はフィルム袋のまま室内温度(20~37℃)に戻してから使用します(冷蔵庫から室内温度27℃に戻す場合30分程度必要)。
4)使用前にスクイズチューブの首部を持ち、軽く1~2回振って、トップシールに付着した検体処理液を落としてください。
B)検体採取方法
1)鼻咽頭ぬぐい液:キット付属のニプロスポンジスワブ(TYPE S)を、顔面に対して垂直に鼻孔から下鼻甲介に沿わせながら鼻腔奥にコトンと行き止まる部位まで挿入したら、数回擦るようにして粘膜表皮を採取します。
してはいけないこと
検査結果から自分で病気の診断をすることはできません(上記「この検査の使用について」に従ってください)
保管方法
1.小児の手の届かない所に保管してください。
2.直射日光や高温多湿を避け、1〜30℃で保管してください。特に、凍結しないように注意してください。
3.本品の反応温度は20〜37℃の範囲であるため、冷たい場所や暖房器具の近く等で検査を行う場合には反応温度が範囲外とならないように注意してください。
4.品質を保持するために、他の容器に入れ替えないでください。
5.使用直前に開封してください。
6.使用期限の過ぎたものは使用しないでください。
7.反応容器の検体滴下部および判定窓は直接手などで触れないようにしてください。
1〜30℃保存 21ヵ月(使用期限は外箱に記載)
相談すること
この説明書の記載内容で分かりにくいことがある場合は、医師又は薬剤師に相談してください
その他の注意
(検体採取に関する注意)
・ 採取した検体は保存せずできる限り早く、≪使用方法≫の≪試料調製≫に従い試料液調製を行い、検査してください。
・ 必ず清潔な綿棒(キット付属品)をご使用ください。
・ 検体は採取後速やかに検体処理液(スクイズチューブ)に入れ、速やかに検査を行ってください。
・ 採取方法、採取部位が異なると、正しい結果が得られないことがあります。
(検査手順に関する注意)
・ 反応カセットに使用しているメンブレンの材質はニトロセルロースです。ニトロセルロースは極めて燃焼性が高いため、火気の近くで操作を行わないでください。
・ 検体処理液および反応カセットには保存剤としてアジ化ナトリウムがそれぞれ0.095%、0.05%含まれております。使用に際しては、液が直接皮膚についたり、目や口に入らないように注意してください。試薬が誤って目や口に入った場合は、多量の水で十分に洗い流す等の応急処置を行い、必要があれば医師の手当等を受けてください。
・ 検体、試薬等を取扱う際は、飲食、喫煙、化粧およびコンタクトレンズ等の取扱いを行わないようにしてください。
・ 反応カセットをアルミ袋から取り出す際のアルミ袋の開封は、袋の耳部を持って開封してください。その際、反応カセットを強く持たないでください。凸部が押されて展開が開始され検査に使用できなくなる場合があります。
(判定に関する注意)
指定された静置時間を過ぎた場合、検査キット上に表示される結果が変わることがありますので、必ず指定された時間で判定してください。本キットの結果を医療機関等に提示する場合も考慮して、「症状が出た時刻」、「本キットを使用した時刻」をメモした紙と一緒に判定部分の写真を撮影することをおすすめします。
検査キット上に表示される結果が明瞭でなく、判定が困難である場合には、陽性であった場合と同様に適切に医療機関の受診等を行ってください。
・ 本試薬は20分で判定を実施してください。但し、20分より前でも、レファレンスラインとSARS - CoV - 2判定ラインが認められた場合は「SARS - CoV - 2陽性」、レファレンスラインとA / B型インフルエンザウイルス判定ラインが認められた場合は「インフルエンザウイルス陽性」と判定可能です。
20分判定時点では「陰性」でその後「陽性」となった場合は「陰性」と判定してください。
・ 青色の判定ラインおよびレファレンスラインの一部が欠ける場合がまれにありますが、ラインが認められたと判定してください。
・ 判定時に判定部にレファレンスラインに垂直な青色の縦スジが出現する場合がありますが、判定結果には影響がありません。判定基準に従って判定を行ってください。なお、著しい縦スジにより判定部の判定ラインやレファレンスラインの確認が困難な場合は、新しい反応カセットを用いて再検査を行うことをお勧めします。
・ 検体中の新型コロナウイルス抗原量またはインフルエンザウイルス抗原量が多い場合、判定ラインが滲む場合があります。
・ 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS - CoV)に感染していた場合、本品で陽性の結果が出る場合があります(交差反応)。